コーヒーかすのアップサイクル事例・個人でもできる再利用方法

日本は世界で第4位のコーヒー消費国で、カフェや自宅以外にコンビニでも手軽に飲めるほどコーヒーが浸透しています。同時に、コーヒーを抽出した後に残るかす(コーヒーグラウンズ)が大量に発生し、捨てられているという現実があります。 この廃棄されているコーヒーかすを再利用するための企業の取り組みやアップサイクル事例、消費者が個人でもできる再利用方法について紹介します。 コーヒーかすの大量廃棄問題 全日本コーヒー協会の発表によると、2020年時点における日本国内のコーヒーの消費量は約43万トンとなっています。抽出後のコーヒーかすは含水率が65以上と、かすの重さ以上の水分が含まれるため、単純に倍としても重量ベースで約86万トンのコーヒーかすが発生…