食品残渣から、実装までを設計する
UP FOOD PROJECTは、食品残渣を「素材」や「商品」だけで終わらせず、事業として成立する形まで実装することを目的としています。
そのために、3つの役割を担っています。
① Upcycle Design
《アップサイクル設計(編集・設計)》
食品残渣のアップサイクルは、技術だけでも、想いだけでも成立しません。
UP FOOD PROJECTでは、副産物を起点に、研究者・企業・技術・用途を編集し、実装まで到達するための設計図を描きます。
《設計対象の一例》
■ 原料特性・安定供給性の評価
■ 用途・市場仮説の整理
■ 技術・研究パートナー選定
■ 試作・評価フロー設計
■ 製造委託・OEM体制構築
■ 規制・表示・事業スキーム整理
② Bio Manufacturing
《バイオものづくり(実装・象徴)》
発酵、マイセリウム、バイオミネラリゼーションなど、バイオ技術を用いたモノづくりを通じて、食品残渣を触れられる形へと変換します。この領域は、UP FOOD PROJECTの思想を最もわかりやすく体現する実装フィールドです。
象徴素材ブランドとして FOOD STONE を展開しています。
③ Industry Projects
《業界特化プロジェクト(社会実装)》
特定の業界に入り込み、食品残渣の循環モデルを現場で実証します。
実際の回収・製造・流通・発信を通じて、アップサイクルが現実的な選択肢であることを可視化します。
UP COFFEE CHALLENGE
コーヒー産業から排出されるコーヒーかすを起点に、回収・素材化・プロダクト化・発信までを一体で行う循環型プロジェクトです。
カフェ・企業・生活者が参加できる開かれた社会実装モデルとして展開しています。
