
アップサイクルでコーヒーの持続可能性向上を目指す『UP COFFEE CHALLENGE』を運営する株式会社コル(本社: 神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役: 福元 雅和)は、抽出後のコーヒーかすをアップサイクルした素材『COFFEE STONE』を用いて作られたライフスタイルグッズを開発しました。
COFFEE STONEとは
捨てられてしまう抽出後のコーヒーかすと海水から抽出した成分を用いて作られるアップサイクル素材です。
コーヒーの色合いと粒の風合いが感じられ、石のような質感であることから、COFFEE STONE(コーヒーストーン)と名付けられました。
廃棄されるコーヒーかすと枯渇懸念のない海水由来成分を使用し、成型には熱を加える必要もないため、環境負荷が低いサステナブルな素材です。耐熱性と吸湿・吸臭機能も備えています。
COFFE STONE開発の背景
コーヒーは世界中で人気が高まっており需要が増大している一方で、気候変動の影響によって将来的には供給が難しくなる懸念があります。
日本は世界で第4位のコーヒー消費国であり、コーヒーを抽出した後に残るかす(コーヒーグラウンズ)も大量に発生し、焼却・埋め立て処分されているという現実があります。
株式会社コルは2023年3月にコーヒー産業のゼロ・ウェイスト化を目指す『UP COFFEE CHALLENGE』を立ち上げ、パートナー企業やサポーターカフェと共に、コーヒー豆かすを始めサプライチェーンの中で捨てられているものをアップサイクルする活動を行っています。
COFFEE STONEはその活動を推進するために、株式会社コル自ら開発し、製造販売を開始するに至りました。