〜 規格外の真鶴みかんの皮をアップサイクルした土産品を共同で開発 〜
株式会社コル(神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役: 福元 雅和)と、UP FOOD PROJECTにパートナーとして参画しているぺぺコーヒー(神奈川県足柄下郡真鶴町、オーナー: 松木 一平)は、真鶴町の未利用地域資源とアップサイクルを掛け合わせて地域振興に貢献する取り組みで提携することを発表しました。
第一弾として、ぺぺコーヒーがメニューとして有効利用している規格外の真鶴みかんの皮を、コルの『UP FOOD STONE』の素材と加工技術を用いてアップサイクルした土産品を共同開発するとのことです。
業務提携の背景:始まりはカフェのコーヒー残渣のアップサイクルから
ぺぺコーヒーのオーナーである松木氏は、真鶴町の出身。レストランをオープンするのが夢で、調理師専門学校へ進み、老舗の京懐石料理屋で修行。後に小田原の飲食店店長を経て、飲食以外の地域づくりの手法に興味を持ち、株式会社あわえに入社。現在は真鶴オフィスに所属して企業のサテライトオフィス誘致に従事する傍ら、ぺぺコーヒーの運営を通して地域の事業者との交流を深めています。
2023年12月に、ぺぺコーヒーの店舗で廃棄しているコーヒー残渣(抽出後の豆かす)を有効活用する試みを通じてコルの福元と出会い、その後、アップサイクルという手段を用いて真鶴町の未利用地域資源を活かした土産品を共同開発するという取り組みへと発展しました。
第一弾として、ぺぺコーヒーがメニューとして有効利用している規格外の真鶴みかんを中心とした柑橘の皮を、UP FOOD STONEの素材と加工技術を用いてアップサイクルします。製造した商品はぺぺコーヒーが店舗やイベント(真鶴なぶら市)などで販売するほか、真鶴町のふるさと納税返礼品としての採用も目指すとのことです。
商品開発テーマ:ゆったりとした心豊かな時間を過ごせるようなアイテム
真鶴町は面積が約7平方キロメートルの神奈川県内では2番目に小さな町で、昭和の頃に東洋のリビエラと呼ばれ、坂道の多い町内からは、いたるところから青い海を眺めながら散策できます。
その小さな町に、三ツ石のような景勝地、源頼朝などの史跡、300年守られた森、町独自の条例「美の基準」で開発から免がれた港町が凝縮されています。
忙しい日常から離れて、ふと時間を設けて、自分の足で歩き、ゆっくりとした時間を過ごして欲しいという想いから、真鶴町の観光グランドコンセプトは『幸せをつくる真鶴時間』となっています。
そのため、真鶴で未利用となっている地域資源をアップサイクルすることに加え、商品を通して真鶴町を感じてもらうために、『幸せをつくる真鶴時間』という言葉が示すように、ゆったりとした心豊かな時間を過ごせるようなアイテムを中心に開発していくとのことです。
<今回発表した商品の概要>
真鶴みかんストーンHexagon Plate 真鶴みかんSTONEでできたプレート。真鶴時間のロゴの六角形の形をモチーフにしています。 お香皿としての利用や、お気に入りの小物を置く台としての利用を想定しています。 |
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真鶴みかんストーンCube Tilt 真鶴みかんSTONEでできた立方体のお香立て(インセンスホルダー)。お香を差し込むための穴に小さなドライフラワーを挿して一輪挿しとしてもご利用できます。 Cubeが斜めに傾きながらもバランスをとりながら立っている様子を楽しんで頂けるほか、平面にペタッと置いて使って頂くこともできます。 |
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真鶴みかんストーンBall mini 真鶴みかんSTONEでできた球状のお香立て(インセンスホルダー)。真鶴みかんをモチーフにしています。 お香を差し込むための穴に小さなドライフラワーを挿して、かわいいインテリアグッズとしてもお楽しみ頂けます。 |