UP FOOD PROJECT

アップサイクル食品の定義

アップサイクル食品の定義

アップサイクル食品は英語で “Upcycled food”と綴ります。フードロスが問題視されている食品業界にアップサイクルの波が押し寄せています。

米国ではアップサイクルフード協会(本部コロラド州デンバー)が、世界自然保護基金や自然資源防衛協議会などの専門家チームによる共同作業を経て、2020年5月にアップサイクル食品の定義を発表しました。

【アップサイクル食品の定義】
Upcycled foods use ingredients that otherwise would not have gone to human consumption, are procured and produced using verifiable supply chains, and have a positive impact on the environment.
{アップサイクル食品とは、本来であれば人間の消費にまわらない材料を使い、検証可能なサプライチェーンで調達し、生産された、環境に対して良い影響を与えるもの。}

また、アップサイクル食品の要件として以下の5つを掲げています。

【アップサイクル食品の要件】
1. Upcycled foods are made from ingredients that would otherwise have ended up in any food waste destination.
(アップサイクル食品はそのままであれば食品廃棄されてしまう材料から作られます)
2. Upcycled foods are value-added products.
(アップサイクル食品は価値を加えられた製品です)
3. Upcycled foods are for human consumption.
(アップサイクル食品は人間が消費するためのものです)
4. Upcycled foods have an auditable supply chain.
(アップサイクル食品は監査可能なサプライチェーン上のものです)
5. Upcycled foods indicate which ingredients are upcycled on their labels.
(アップサイクル食品はどの材料がアップサイクルされたものかをラベルに表示します)

アップサイクルフード協会の最高経営責任者ターナー・ワイアット氏によると、「アップサイクルされた原材料は製品に付加価値を与えるとともに、食品廃棄物の削減に役立つことが求められる。例えば、ホットドッグはこの定義に当てはまらない。」と説明しています。

2021年6月には、アップサイクルフード協会が、食品廃棄を防止する製品を示す認証システム「アップサイクル認証」を発表しました。幅広いボランティアネットワークを用いて18カ月もかけて完成させたとのことです。